半導体・マイクロエレクトロニクス製造向け超純水装置
よくあるご質問(FAQ)
超純水(UPW)製造は、半導体やマイクロエレクトロニクス製造の重要な工程です。UPWの品質を正しく管理することで、生産歩留まりや品質を守り、運用効率も向上します。しかし品質管理を誤ると、大きなコスト損失につながります。
Xylemは40年以上の経験とCEDI(連続電気脱イオン化)技術を活かし、半導体向けに最適化された超純水ソリューションを提供しています。ここでは、製品管理ディレクター Patrick Buzzellが、ホウ素除去から安全性・メンテナンスまで、よくある質問にお答えします。
CEDIシステムの安全性は?
XylemのIonpure® CEDIシステムは、薬品を使わずに安全に超純水を供給します。従来のMBDI方式は、塩酸(HCl)や苛性ソーダ(NaOH)など危険な薬品を使用し、作業者の安全に大きなリスクを伴います。
CEDI方式は化学薬品を不要とし、半導体向け超純水設備の安全性を大幅に向上させます。
メンテナンスはどのくらい必要ですか?
Ionpure® CEDIシステムは、非常に少ないメンテナンスで長期間安定して稼働します。これにより、運用コストの削減とダウンタイムの最小化を実現します。
CEDIモジュールの寿命は?
Ionpure® CEDIモジュールの一般的な耐用年数は5〜7年です。この間、メンテナンスはほとんど必要ありません。交換も簡単かつ迅速で、Xylemはグローバルサポート体制でお客様を支援します。
環境・サステナビリティ目標への貢献は?
CEDIシステムは以下の点で大きな貢献をします:
- 再生薬品・樹脂不要による廃棄物削減
- 化学薬品輸送が不要でCO2削減
- エネルギー効率向上で消費電力削減
- これらにより、環境面だけでなくコスト面でもメリットがあります。
CEDIでホウ素を除去できますか?
ホウ素は電荷が弱く除去が難しい不純物ですが、Ionpure® VNX-Ultraはホウ素・シリカ除去率99.8%以上、ナトリウム・塩化物除去率99.9%以上を実現。単一パスでpptレベルのホウ素除去が可能で、ホウ素選択性樹脂も不要です。
半導体製造向け超純水装置とIonpure® CEDIシステムについて詳しくは、お問い合わせください!